最終第三弾は風景編です。

なんとなく一番不思議だったのは、道路沿いに、こういった日用品や飲食物を売る店が立ち並んでいたことです。
それぞれのお店は、販売品目も店構えも大きな差異は無い感じなのですが、ホーチミンから南のブンタウに向かう幹線道路沿いなどに、それがとにかくたくさん並んでいるわけです。
スーパーマーケットのような大きな店がある地区は大都市近郊などで限られていて、コンビニくらいの大きさと品揃えの店も少ないのと、おそらくは各家庭での冷蔵庫などを利用した飲食物の備蓄が少ない(想像)せいもあるのでしょうか。日常の食事の外食率が高かったり、暑いので飲料などもよく売れていたり、色々要因はありそうなので、それにしても多い感じ。

ホーチミンからブンタウの間には、エビなどの養殖に使われているであろう池などもたくさんありました。
病気などでエビの供給が滞っていたりするようですが。

ベトナムというと、バイクの多さはやはり特筆もの。郊外でもホーチミン中心部でも、とにかくたくさんのバイクが走っていました。
特に情報は聞いていませんでしたが、排気ガスなどによる大気汚染が進んでいるのでしょうか?多くの方がマスクをしてバイクに乗っておられました。女性の方などはオシャレのポイントとして、綺麗な色や柄のマスクをされていました(* ´∀`)

ホーチミン中心部、帰宅時間になるとバイクが道路を埋めていきます。
現地ガイドさんによると、バイクを持っていないと就職しにくいような状況だそうです。
ところで、ホーチミン市内を歩くにしても、道路に横断歩道はあっても歩行者用信号が無いことも多く、大きな道路では横断に苦労することもありました。
バイクも車もスピード自体は遅いので、しばらくタイミングを見計らっていれば横断することは出来るのですが、横断歩道手前で立ち止まっていると、すぐに「バイクに乗せてあげよう」と普通のおっちゃんが声をかけてくるのには多少難儀しました(^^;)。断ったら割とすぐあきらめてくれて、横断歩道を渡るのを手伝ってくれて笑顔で見送ってくれたりしましたが。

ブンタウに行く途中で見た船。なんかカッコイイ二階建て(* ´∀`)。広島湾とかでこういう船が浮かんでいる様子を想像してると、オープンなデッキが欲しいような気もしてきましたが、これはこれでいい感じ。

ブンタウのビーチ。広くて遠浅。

ホーチミン郊外の高速道路などの建設現場。湿地帯はどんどんと埋められ、道路網が広がり、新しい町が出来ていっていました。
今回視察した先の水産関係の工場でも、年々賃金が上がっているというお話でした。
10年後はどんな様子になっているか、楽しみでもあり、怖くもあり…といったところです。